2009年03月09日

済州島訪問記 その3

帰りの飛行機は午後6時発なので、それまではのんびり出来る。
とりあえずホテルをチェックアウト。
フロントのばーちゃんは「また来なさいよー」と日本語でいう。
どうも両親の実家へ行って実の祖母に言われているような感じだ。

ホテルに荷物を置いといてもよかったのだが、空港も大して遠くないので空港で荷物を預けておくことにする。ついでに観光案内所へ行ってどこか時間をつぶすところを探してみる。空港のすぐ近くにサウナがあるという。いざとなればそこへ行けば数時間はつぶせそうだが、まだ午前中なので早すぎる。

済州島は東西に長い楕円形みたいな感じの島なのだが、済州の市街地や空港は北側の中央辺りにある。島のど真ん中には漢拏山という火山があって、その火山の反対側、つまり島の南側の中央辺りにあるのが西帰浦という街。空港から直行のバスがあるので、車窓からの景色を眺めつつ行ってみることにした。

・・・油断した。車中で爆睡してしまった。気づいたらもう西帰浦の街。ここは2002年のワールドカップ開催地にもなったくらいの街だが、実際来てみるとこれがなんとも言えないのどかな街。調べたら西帰浦市の人口は15万人くらいということだが、済州島の南半分は全部西帰浦市らしいので、実感としてはもっと田舎というところ。ぷらぷらと散歩してみるが、そもそも人通りが少ない。

昼飯食ったりして時間をつぶし、再びバスで空港へ。今度こそ車窓の景色を堪能・・・また寝てしまった。起きたらもう空港が見えていた。

空港からは午前中に観光案内所で教えてもらったサウナへ行く。空港からタクシーで10分もかからないくらいのところにある。中は日本のサウナと同じで大浴場の片隅にサウナがある。私も早速汗を流す。砂時計をひっくり返して、しばし暑さに耐える。もうすぐ砂も落ち切ろうかという頃、サウナに入ってきたオヤジがおもむろに砂時計をひっくり返してくれた。・・・もうチョイだったのに。「落ち切るまでサウナから出ない」と決めていたので、再度暑さに耐える。ちなみに普通のサウナは6000ウォンの料金に含まれているが、汗蒸幕はまた別料金らしい。ちなみに、今まで韓国で何回かサウナに行ったが、どこも石鹸は置いてあるがシャンプーがない。そういうものなのか???

汗も流してすっきりしたところで空港へ向かう。空港では免税店で買い込んだであろうブランド品を持った人たちがいっぱい。円高バンザイ。
ラベル:韓国
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2009年03月08日

済州島訪問記 その2

今日はいよいよ済州島の競馬場へ出撃。
競馬場へはバスターミナルからバスで行けるということなので、まずはバスターミナルへ向かう。バスターミナルに到着すると、一人のオッサンが話しかけてくる。しかし朝鮮語は全然わからんので「???」と思っていると、「日本人ですか?」と突然日本語になった。
「今からどこへ行きますか?」というので思わず正直に「競馬場へ行きます」というと、「私も今から競馬場へ行くのでタクシー相乗りでどうですか?」という。2000ウォンでいいと言うので相乗りを承諾して一緒にタクシーに乗り込む。

地図で見たところそんなに遠くない感じだったのだが、タクシーは全く止まる気配もなく爆走する。どこまで行くんだ?

頭の中に「北」「工作員」「拉致」などという単語がぐるぐる回り始めた頃、ようやく競馬場に到着。おっさん、疑ってスマン。

入場門で入場券を買おうとすると、どういうわけなのかこのおっさんの顔パスで無料で入れた。何者なんだこのおっさん。やっぱり工作員(違)。

場内でモニタの前に席を確保してくれたこのおっさん、どこからともなくコーヒーを持ってきてくれたりと妙にサービスがいい。こういうときには何かあるんだよな・・・と思っていると、「競馬の後はどこへ行きますか?」と聞いてくる。そんなもんわからん。そもそも、勝つか負けるかで全然違ってくるだろうし。「せっかく済州に来たんなら、綺麗なお姉さんと遊んでいかなきゃもったいないよ」・・・やっぱりそういうことか。こういうおっさんと関わっていてもろくなことはないので、とっとと外国人専用室に逃げ込むことにする。スタンド3階の一番端っこに外国人専用室はある。ちなみに無料。特にパスポートなどチェックはされなかったので、まぁ見た目で判断しているのだろう。席に座ると係員のお姉さんが日本語の出馬表を持って来てくれた。ついでに馬券の買い方も案内してくれる。韓国の競馬では馬券は単複、馬連、馬単、ワイドがある。「馬連は1着と2着が逆になってもいいです」とかそういうレベルのところから丁寧に説明してくれる。「いや、俺もプロだしそのくらいの事はわかるって」・・・とは言わず、一生懸命説明してくれるのでしっかり聞く。馬券は最低100ウォンから買える。100ウォンってこの時のレートで7円にも満たない。ちなみに上限はマークカード1枚につき10万ウォン。

以下、ダイジェストで。
・外国人専用室からは馬場の4角方面が見えない
・馬場はダートコースの左回りで、1周だいたい1600mくらい
・「済州馬」「済州産馬」というポニーみたいな小さい馬が走る
・でも「済州馬」「済州産馬」の違いがよくわからん
・空港でもらった「競馬体験クーポン」を使ってみる
・クーポンを見せると4000ウォン分馬券が買える
・速攻で紙屑になった
・2レースはギリギリまで悩んでいたら締め切りで買えず
・助かった
・2レースと3レースの間が昼休み
・食堂へ
・日本語しゃべれるおばちゃんがいた
・キムチチゲうまい
・3レースは直線400m
・超電撃の2ハロン
・5レースはハンデ戦
・最軽量は50kg
・トップハンデは66.5kg
・日経新春杯のテンポイントか?
・トップハンデをものともせず66.5kgの馬が快勝
・ハンデ背負った順にワンツースリーフィニッシュ
・堅いレース多い
・馬連でついても10倍チョイ
・先行有利
・「ここの競馬場はいつ来ても八百長ばっかりだな」と言ってるおっさん
・そんなに何度も来てるのか
・今時日本ではこの手のおっさんは見かけない
・8レース
・勝負に出る
・2頭に絞って1点勝負
・見事的中
・すごい量のウォン札を受け取る
・が、日本円に換算すればたいした金額でもない
・が、一応勝ちは勝ち
・9、10レースは連敗
・が、一応勝ちは勝ち
・意気揚々と競馬場を後にする

一旦ホテルに戻って、夜になって晩飯を食いに出かける。
ここ済州は豚の焼肉が有名らしく、ホテルの近くにも豚焼肉の店ばかり集まった通りがある。
その中の1軒に入ってみた。

メニューを見ると、肉と酒しかない。
肉は豚肉、というか豚バラ肉ばかりで、「○○産豚バラ肉」「高級黒豚バラ肉」というようなことが書いてあった。どれがうまいのかよくわからんのだが、お店の人が「これがオススメだぜ!」みたいな感じで指差すのでそれを注文する。
1人前200gと書いてあったので、まぁ200gあれば十分なんじゃないかな、と思って「1人前くれ」と注文すると、「えっ?男なら2人前は食うよな!」みたいな感じでアピールしてくる。韓国ではそのくらいが常識なのか? 確かに周囲を見ると結構大量の肉食ってるなぁ。というわけで2人前注文。ま、金ならあるし。

で、肉が来る前に鉄板がセットされる。これがなんとも不思議な感じ。鉄板そのものは真ん丸なのだが、1箇所だけ淵がない。要するに視力検査の「C」みたいな感じになっているわけだ。で、その淵がない部分が下になるようにして、鉄板が斜めに置かれる。どうやら、余計な油がそこから下に落ちるようになっているらしい。これはグッドアイデア。

肉がやってきた。400gの豚肉って結構迫力あるな。あわせて数種類のキムチやサラダなど小皿が7〜8種類にスープ、サンチュ、そしてサイダーもテーブルの上に並ぶ。これらはすべて肉の料金の中に含まれている。しかしこんなに食えるのか?

yakiniku.jpg肉を焼いてくれるのだが、まずおもむろにキムチを鉄板の上に置き、肉を並べる。肉が焼けたらはさみで切って、キムチも一緒にサンチュに包んで食えという。

おお、うまい!
元々豚バラ肉は好きなのだが、それにしてもここの肉はうまい。
これならなんぼでも食える・・・なんぼでも・・・いや、さすがに限界というものが。
肉だけならまだよいのだが、サラダやらキムチやら惣菜やらもあるのでさすがに苦しくなってきた。
それでも何とか肉を片付ける目処が立ったころ、店員さんがやってきて一言。「麺もあるけど食べますか?」
いや、さすがにそこまでは・・・
「サービスですよ」
そりゃ食うしかないでしょw

出てきたのはビビン麺。ミニサイズとかハーフサイズなんてせこいことはせず、どう見ても普通に1人前ある。一口食ってみると、これがまたうまい。が、いかんせん既に限界近くまで食っているものだからなかなか箸が進まない。けどうまいのでもう一口食ってみる。やっぱりうまい。どうすっかなぁ、残しちゃおうかなぁ、でもやっぱりうまいしなぁ・・・結局全部食った。うう、もう動けん。

これだけ食ったのに、お勘定を払ってみると2000円もしてない。ま、よく考えたら肉2人前以外は全部サービスなんだもんな。ま、サービスっちゅうか肉代の中に含まれているってことなんだろうが、そう思えばやっぱり安い。金ならあるんだから肉をもう1人前くらい注文してもよかったか?<食えないよ

普通に歩けば2分くらいで着きそうなホテルまでの道のりをその3倍くらいかけてたどり着く。うー、苦しい。
ラベル:韓国
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2009年03月07日

済州島訪問記 その1

金が手に入るとついついどこかへ行きたくなる。

先日のクイーンCで、直前に買い足した3連複万馬券が的中した。というわけで金が手元にあったのでどこへ行こうか考えていたら、韓国のウォンが史上空前のウォン安になっていた。初めて韓国へ行ったとき、1万円は大体10万ウォンだった。2年前に行ったときは円安だったので1万円は75000ウォンくらいだった。が、今なら1万円で15万ウォン以上になる。つまり、日本人から見れば韓国の物価が2年前の半額になったも同然だ。1万円で2年前の2倍馬券が買えるw

韓国には3つ競馬場がある。ソウルと釜山の競馬場には行ったことがあるので、残る1つの済州島へ行くことにした。済州島へは大韓航空が成田から毎日直行便を飛ばしている。しかもいい時間帯。成田を朝9時45分に出発して昼過ぎに済州へ到着。帰りは済州を18時15分に出発して20時過ぎに成田へ到着。いかにも日本からの観光客を意識したスケジュールだ。

というわけで初めて大韓航空を利用する。チェックイン時にパスポートを提示すると、「あ、これお返しします」と1枚の紙を渡された。・・・馬券だった。何でパスポートにJRAの馬券が挟まってるんだ?
(どうやらかばんの中で挟まったらしい)

一昨年アシアナのソウル便に乗ったときは普通に温かい機内食が出たのだが、大韓の済州便は冷たいお弁当。機内食なんてそんなに期待するもんでもないし現地に到着してからうまいもの食えばいいじゃんとは思うのだが、でも機内では他にすることもないせいか機内食って結構重要なんじゃないかなぁ。温かい機内食を出すと一人当たり2〜3千円くらいかのコストがかかると聞いたことがあるんで、コスト削減策としてわからんでもないけど・・・。しかも座席に、というより機内にモニタもない。済州便なんてどうせツアー客みたいな安いチケットの客しか乗らないだろうから金かけても仕方がないってことなのかね。そういえばアシアナのソウル便もモニタなかったっけ。

済州到着。なぜかほとんどの客がバッゲージクレイム(預け荷物を受け取るところ)へ向かう。済州へ来るのに預けるほどの荷物持ってくるの??? 何泊するつもりなんだろうか。

まずは両替。とりあえず手持ちの万札を数枚両替すると、とてつもない量のウォン札がやってきた。上に書いたように1万円で15万ウォン強というレートなのだが、韓国ウォンは最高でも1万ウォン、つまり700円程度の紙幣しかないので札にするとすごい量になってしまう。財布に入りきらない。
(注:2009年6月に5万ウォン紙幣が発行される予定)

バスで市内に向かう。家にあった古い「地球の歩き方」を見たら空港から100番のバスに乗れば済州の安いホテルが多くある街中へ出られると書いてあったのでそれに乗ったのだが、どうも「地球の歩き方」に書いてあった路線図と実際に走っている道が違うような気がする。重い「地球の歩き方」を持ってこなかったので確認のしようがない。とりあえず記憶を頼りに海の方へ向かってから右に曲がったあたりだったよな・・・と思っていると、ちょうどバスが海の方に向かって走っていた。バスが曲がったところで下車。大体思っていたところに到着できていた。結果的にいうと、やはり「地球の歩き方」の路線図と実際のバスのルートは全然違った。まぁいかんせん6年だか7年前のものなので仕方ないのだが。

とりあえずホテルを探す。韓国の場合、安いホテルはフロントの裏が部屋になっていて客が来ると窓を開けて対応する。部屋には職員・・・というかばーちゃんがお茶飲んでたり家族や他のばーちゃんと話しをしてたり寝てたりすることが多い。とあるホテルに入ってみるとやっぱりばーちゃんたちがお茶飲んでた。ここのホテルのばーちゃんは片言ながら日本語が話せた。「泊まるの?」「2泊したいんだけど」「50000ウォンね」・・・安い。1泊2000円しないのか。

済州へ行くと決めてから、済州に何があるのか調べてみた。あまりそそられるものはなかったのだが、一つ行ってみたいと思ったのは「神秘の道路(シンビエドロ)」と呼ばれる坂道。一見ただの上り坂なのに、エンジンを切った車のブレーキを開放すると車が坂を登りだすという不思議な道。昔TVで見た記憶はあったのだが、済州にあるとは知らなかった。早速行ってみることにした。

バスターミナルで調べたらバスの本数はかなり少ないようなので、タクシーで向かうことに。現地に到着すると、タクシーの運ちゃんが日本語のわかる土産物屋のおっさんを見つけ出してくれて通訳を依頼。ま、要はエンジン切っても坂を登る様子を実演してくれってことと、そのまま帰りも乗って帰るから待っててくれということが伝わればよいわけなのだが。

DSC00006.JPGで、早速実演。坂の下(本当は上)まで行って、エンジンを切ってギアをニュートラルにし、パーキングブレーキを離す。すると、車は見事に坂を登って行く(画像に写っている車は手前の方に走ってくる)。それも結構なスピードが出る。坂そのものは「登り坂のような気もするが・・・」なんてレベルではなく、車の外から見ても車内から見てもどう見ても登り坂。目の錯覚が原因らしいのだが、どうにも不思議だ。何はともあれ、こうやって実体験もさせてくれるので数少ない路線バスで行くよりもタクシーで行った方がよさげな場所ではある。

いったん宿に戻り、晩飯でも食うかと外に出たのだが、どうも人通りが少ない。適当な店でチゲなど食って、とっとと宿に帰って寝る。日付変わる前に寝るなんて日本にいるときはまずありえないことなんだが。

ラベル:韓国
posted by 穴魔 at 22:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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