2014年04月14日

ソンクラーンのバンコク その3

ソンクラーン真っ只中のバンコク。
どこへ行ってもびしょ濡れになる。
ならばあえて激戦地へ行ってみよう。

というわけで向かったのはシーロム通り。
バンコク市内でも最激戦地と目される場所。

03-02.jpgまずは武器の調達。
水をかけられてばかりではつまらないので、こちらからもやり返さないと。
というわけで水鉄砲を購入。ソンクラーンの時期なら水鉄砲はいたるところで売られている。
今回購入したのはなかなか強力なやつで、射程距離10mはある。

銃弾(=水)も補充して、いざ戦闘開始。
とりあえず、中央分離帯に陣取って獲物を探す。
03-01.jpg
すると、シーロム通りを通る車から攻撃が。
ピックアップトラックの荷台にドラム缶を積んで、そこから水鉄砲&バケツで周囲に水を撒き散らしている。もはや攻撃というより無差別テロに近い。
当然沿道からは一斉に反撃が。
それにしても、ドラム缶まで用意してまで水をかけまくるというその気合の入りようは何なんだ。

水をかける気満々の車に対して沿道からの攻撃があるのはまぁわかるが、そうじゃない車に対しても攻撃は容赦ない。バンコクにはまだ冷房のない路線バスも走っていて、暑いから当然窓は開けっ放しなのだが、そんなバスに対してもみんなで水をかけまくっている。バスに乗ってるだけでびしょ濡れになるってのは結構辛いんじゃないかと思うのだが。

通り沿いにも多くの人が陣取って、道行く人々を攻撃しまくっている。
大きなポリバケツやドラム缶に入った水を誰彼構わずかけまくる。
外国人というのは絶好のターゲットになるらしく、私に対しては集中攻撃が。
問題は、タイの人ってこの水かけのための水をわざわざ冷やしている。
ポリバケツやドラム缶の中には大きな氷が浮かんでいる。
キンキンに冷えた水を背後からいきなりかけられたりすると、一瞬心臓が止まるかと思う。常温の水でいいじゃないかよ・・・。

シーロム通りの一角に、何やら真っ白になっている場所が。
よく見ると、水だけじゃなくてどっかの企業のブース?みたいなステージから泡を撒き散らしているではないか。ちょっと近づいてみたら、後ろからも続々と人が来る。気がつけば泡泡になっているところの真っただ中へ押し出されてしまった。泡の量は尋常ではなく、足の先から頭上まですっぽりと泡の中に入ってしまう。

獲物を探して歩いてみると、子供からの攻撃が。
まぁどこへ行っても子供、特に男の子というのはこの手の遊びは大好きだ。
というわけで応戦してやる。こっちもやられっぱなしというわけにもいかんので、子供を一人ビニールプールに沈めてやった(笑)。

そうこうしていると、なんか疲れてきた。
というか、気持ちが悪い。なんかお腹も痛い。
あれ?何か食あたりするようなもの食べたっけ?昨夜食べたのはプーパッポンカリーだし、今朝はホテルの朝食バイキングだったし、生物を食った記憶はない。
はて、何が良くなかったんだろう・・・あ、もしかして。
そもそも、みんなが使っている水なんて出処がどこかわかったもんじゃない。
たいていは水道水だろうけど、もしかしたら川の水とか使ってるやつもいるかもしれない。それに、そもそもタイでは水道水であっても基本的には飲まない。
・・・もしかして、水に当たった?
水を掛け合っていると、何しろ水量が尋常ではないので口からも水が入ってしまう。何かに当たったとすれば、やはりこの水だろうか。

ちょっとシャレにならない状況になってきた。
急遽トゥクトゥクに乗ってホテルに帰還。
スクンビットのSoi11にあるホテルに戻ろうとしたわけだが、意識朦朧としつつふと気がつくとエンポリアムデパートが見える。・・・Soi11をはるかに通り過ぎてるじゃないか。運転手に対して殺意を抱いたが、もう力が入らない。あ、やばい・・・

なんとかホテルに帰還したが、そこから2時間はトイレに籠りっきりに。
ようやくトイレから抜け出し、とりあえず薬でも飲もうとした。
フロントへ行って、薬局が近所にないか聞いてみる。
「うーん、今ソンクラーンだからみんな休んでるんだよねー。それより、顔色が悪いし病院へ行ったほうがいいんじゃないか?」
ホテルで駅との送迎に使っているトゥクトゥクですぐ近くにあるという大きな病院まで送ってくれるというので、お言葉に甘える。

03-03.jpgスクンビットSoi1とSoi3の間にある巨大な病院、バムルンラート病院。タイのみならず東南アジアで最大級の民営病院である。実は私、ここの病院の株を持っていた(当時)から存在は知っていたけど、患者としてここに来ることになるとは。
なお、この病院、株式会社でありタイの証券取引所に株式を上場している。だからこそ私が株主だったわけだが。実はタイの病院は世界的にも有名で、世界各国から治療を目的としてバンコクへやってくる患者がいるのだ。

受付に行くと、「日本人の方ですか?今通訳を用意しますので少々お待ちを」と言われる。30秒ほどで通訳の方と電話でお話しする準備ができた。
「お腹痛いんですけど・・・」
「すぐにそこへ迎えに行きますので座ってお待ちください」

数分で、車椅子とともに担当者がやってきた。
車椅子に乗せられ、別棟の窓口へ。
まず、診察券を作る。なんと顔写真入り(その場で撮影する)。やつれた顔が診察券に印刷されてしまった。

その後、待合室で少々待つ。ミネラルウォーター飲み放題。オレンジジュースもあったような気がする。
そして身長体重を計られ、血液検査のために血を抜かれてまたしばし待つ。
そして診察室へ。この間、移動は全部車椅子の上なので後ろから担当者が押してくれる。

診察室に入ると、そこには日本人の医師が。
一通り診察を受け、食当たりだろうということになる。さすがに何を食って当たったかまではわからないけど。
診察終わって雑談している中で私がこの病院の株主であることを話すと、「おお、これは丁重に扱わせていただかないと」と言われたが、すでに十分すぎるほど丁重だよ・・・。
その後点滴を受け、薬をもらって精算。日本円にして2万円少々。
(帰国後にクレカの旅行保険で全額戻ってきたけど)
余談だが、この時にもらった薬、人生で初めて薬を飲んで「美味い!」と思った。
顆粒状の粉末を水で溶いて飲めということだったんだが、なんかヤクルトみたいな味がした。

思いがけず自分が株を持ってる病院へ行くことになってしまったが、そのサービス内容は十分満足に値するもので、投資しといてよかったとしみじみ思った。いや、株主優待とかがあったわけじゃないけどね。
posted by 穴魔 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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