2007年06月29日

韓国訪問記 2007/06/17

 丸いベッド(注:回転はしない)で目覚める。

 まずはソウルへ向かう。行きはバスで来たが、帰りは列車に乗ってみることにする。KTXという高速列車があって、釜山からソウルまで3時間かからずに行ける。しかしこの列車、一つ問題がある。一般席の座席は日本の新幹線のように回転しないので、半分の座席は進行方向と逆向きに座ることになるらしいのだ。逆向きの座席に弱い私はどうすればいいのか・・・仕方なく、「特室」という日本でいえばグリーン車のようなものに乗ることにした。これなら必ず前向きの席に座れるから。2万ウォン以上高かったけど、というか飛行機で行くのと大差ないほどの金を取られたけど仕方ない。吐くよりましだ。

 改札を通って車内に乗り込む。特室は2+1の3列シート。椅子も広々としていて快適・・・なのだが、座席と窓の位置が合ってなくて、目の前に壁がある。このKTXはフランス人の設計(TGVを流用している)らしいんだが、フランス人に列車の設計をさせてはいけないと思う。いや、こことかここでもつらい思いをしたので・・・。

 車内にはモニターがあって、ニュースとかアニメとかを放映している。そこに高速運転中は現在の時速も表示されるのだが、どういうわけかトンネルに入ると時速表示が消える。トンネル内ではスピードが測れないのか? 外から誰かがスピードガンで測っているとか?

 数分遅れでソウルに到着。今日の目的地は蚕室野球場。韓国プロ野球のLGツインズ−KIAタイガースの一戦を観戦する。8球団中4位のLGと最下位のKIAの対戦。地下鉄に乗って球場に移動するのだが、韓国にもあったか弱冷房車。うっかり乗ってしまってから気づいたので、次の駅で他の車両に移る。途中1回乗り換えがあって、そっちでも弱冷房車に乗ってしまった、と思ったら今度はよく見たら弱暖房車だった。

Seoul_stadium2
 蚕室球場に到着。隣にはソウルオリンピックのメインスタジアムがある。入場券売場はたくさん人が並んでいる。この国では行列があると日本のように簡単には捌けない。コンビニとかバスのチケット売場でも「何にそんなに時間かかってるんだ?」というようなシーンは前日何度も出くわしていたから。そこで、そばにいたダフ屋からシーズンチケットを購入した。正規の入場料は6000、8000、10000ウォンに分かれていて、それぞれ外野席、内野席、ネット裏という感じ。ネット裏以外はみんな自由席。私が買ったシーズンチケットは内野自由席のものだったんで、千葉マリンで言うところの2階席ネット裏あたりに陣取った。スタンドは不思議な形をしていて、ネット裏あたりは2階席があるのだが1塁・3塁のあたりは一層のスタンドになり、ポール際はまた2階席がある。なんでこんな造りになってるんだろ? グラウンドは自然芝で両翼100m、センター125mとかなり広い。

 LGツインズがホームで一塁側、KIAタイガースがビジターで3塁側に陣取る。スタメンをチェックしていると懐かしい名前を発見。KIAの9番ライトは元中日の李鍾範。LGの3番ライトは元ダイエーのペドロ・バルデス。今シーズンの打率は李が1割8分台。一方バルデスは2割8分。李はもう引退も近いのかなぁ。

 試合開始は14時。試合開始前にまずは昼飯でも、ということで場内をうろつくが、どういうわけかKFCとバーガーキングしかない。他にコンビニのような売店はあったが、ビールとつまみとお菓子くらいしか売ってない。韓国なんだからもう少しそれらしい食い物が売っているかと思ったのに。仕方ないのでバーガーキングをチョイス。久しぶりにワッパー食ったよ。

Seoul_stadium1
 国歌演奏があって、いよいよプレイボール。LGの先発投手は球速は140キロがやっとという感じだが、変化球を低めに集めて好投。一方KIAの先発は球は速いがコントロールはアバウト。結果として2回を終わってLG3−0KIA。しかもここまでで1時間以上経過。KIAの投手がいかんせんリズムが悪くてねぇ。たまたまこの日調子が悪かっただけかもしれないけど。投手以上にお粗末なのがKIAの守備陣。結局この日4失策。エラーがつかなかったものでもマウンド前に上がったフライを4人集まってお見合いとか、「それじゃ甲子園で勝ち抜けないぞ」と言いたくなるような感じ。守備面に関しては日韓の差が一番大きいところかなぁ。

 スタンドに目を移すと、結構客が入っている。ここ蚕室は3万人は入ると思うのだが、だいたい半分以上は埋まったかな?という感じ。上の画像だとあまり客がいないように見えるが、これは試合開始直後の画像でその後にずいぶん入った。ただし外野席だけはガラガラで、横断幕だけが何枚も張られている。双方とも応援団は内野席にいる。ステージがあって、そこにリーダーやチアガールがいる。何となく都市対抗っぽい。日本ならトランペットを使うようなところではスピーカーからBGMが流れるあたりが一番違うところか。イニングの合間にスタンドの様子がオーロラビジョンに移したりするのは日本と一緒。そのとき、どういうわけか阪神タイガースのハッピを着た客がいた。日本人なのだろうか?

 2回終わったあたりでは何時間かかるのかと思った試合も3回から突然スピードアップ、というか完全に膠着状態に入り、結局3−1で地元のLGが勝利。ヒーローインタビューがあるあたりは日本と同じ。

 試合が終わってから、今夜の寝床確保へ向かう。前日の項でもふれたが、韓国では安宿とラブホテルの境界線は限りなく曖昧である。そうと割り切ればそれはそれでいいのだが、そういうホテルばかりが集まったところへ行くとどうなるか。「今からやったるで!」とか、「一戦終えてきました」というカップルに大量に出くわすことになる。そういう通りで5分ほど宿を探したのだが、そんなカップルに5組ほど遭遇した。結局その通りからは離れて、ポツンと1軒建っていた安宿にチェックイン。ここも看板は「ゲストハウス」となっていたが、廊下の照明がもろにピンク色で、やっぱり両者兼用なのだろう。受付の子は20歳かそこいらのかわいい女の子だったんだが・・・。

 晩飯は焼肉。せっかくなんで骨付きカルビとか注文はしたのだが、メインは豚肉。韓国でも牛肉は高い、というか日本より高いかもしれない。その一方で豚肉はそれほど高くない。また、韓国の常として大量のキムチやサンチュは注文しなくてもおまけで付いてくる(そもそも「キムチ」というメニューを見かけない)。骨付きカルビと豚のバラ、ロースを注文したが、全部で36000ウォンくらいの支払いだったと思う。おまけ込みで考えればそれほど高くはないか。まぁ骨付きカルビだけで20000ウォンするんだけど。ちなみに、普通にビビンバとかそんな飯を食っている限り10000ウォン以上支払うことはまずない。

 ホテルに戻ってTVのチャンネルを適当に回していると、ソフトバンク−讀賣戦を生中継していた。スンヨプが讀賣に行ってからは全試合生中継していると聞いたことはあったが、本当にやってるんだ。「マチュナカ〜」とか言っているあたりがいかにも朝鮮語らしい。
posted by 穴魔 at 00:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2007-06-29 14:45
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